Webサイト制作で最後まで忘れがちで且つ、決めておかないと後で困ったことになりやすいポイント(Web制作あるある)

ども、メガネこと大串です。Webサイト制作がメインの仕事である弊社が、これまでの経験から、最初に決めるのを忘れがちで、実はどこかのタイミングで決めないといけない項目をまとめてみました。主にWordPressの場合です。

404ページのデザインと実装

大抵忘れていますね。割りとなんでも良いといえば何でも良いのですが、じゃあどんな文言にします?とか、例えばリダイレクトでTOPページに戻すのか、それとも検索フォームや最新の投稿を表示するのか。どちらにしろ検討が必要ですね。

faviconとapple-touch-icon

さすがにfaviconは必須になってきましたが、デザイナーさんに依頼しないといけない場合は、思ったより時間がかかったりしますから先に準備しておきたいものですね。

デフォルトのogp画像

これもfaviconなどに近いですが、必要ですね。ちなみに2015年8月19日現在の推奨サイズは1200px × 630pxでpng形式です。

クライアントのログインユーザーアカウントのIDとPassword、そしてメールアドレス。

先に制作を進める場合、管理用だったり、取り敢えずのデモアカウントだったりで、いざ本番となると、決まってなかったりしますね。またデモアカウントで制作を進めていた場合、すべてデモアカウントが投稿者になるので、調整が必要な場合もあります。

サイトのタイトル

え?まさか?というところですが、内容は決まっているものの、サイト名は後追いで決めます。という案件は割りとあります。でも名前の雰囲気によってサイトのデザインが大きく影響されるケースもありますよね。サイト名が”mgn”と”メガネオジサン”だと、ロゴデザインも含め、全然雰囲気は変わりそうです。先に決めたいところですね。

SSLの実装

独自にSSL証明書を取得して、お問い合わせフォームだけに利用するといったことであれば、昨今はサイト全体をSSL対応にしてしまったほうが良いかもしれません。あとでhttpとhttpsの混在といったことは避けたいですね。

パーマネントリンクの内容とルール

お問い合わせのページは”contact”か”inqury”か。 会社概要のページは”about”か”aboutus”かなどなど、もしかしたら日本語にするかもですし、IDにするのかもしれません。後々変更があるとリンク切れになる恐れもあり、先に決めたいものです。
WordPressにおけるパーマネントリンクの設定については下記の記事がわかりやすいです。

カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミーなどを利用するコンテンツの名前

そのまま、functions.phpに登録する名前に直結しますね。途中でそれらが変更になる場合は、関連箇所すべてを漏れ無く修正する必要が出てきてしまいます。問題なく進めるためにも作成前に確定したいですね。

WordPressの設定周り

  • アーカイブの表示件数
  • 画像サイズの設定
  • サイトタイトルとキャッチ・コピー

デフォルトのままだとあまり良くないケースもあるかもしれません。忘れないように設定したいですね。

アナリティクスやGoogle Search Console(旧ウェブマスターツール)の設定

お客様が管理される場合、アカウントを取得してもらい、タグを発行してもらった上で、共有していただき、それを貼り付けた後、正常に動作しているかどうかのチェックという手順で、実は割りと往復が多かったりします。最後にバタバタしないように事前に取得してもらい、公開時には適切に設定できるようにしたいですね。

デモ記事の削除

  • WordPressインストール時に最初から入っている”Hello world”などですね。あっても得はないはずなので、忘れずに削除です。

というわけで、ざっくり思いついたものをあげてみました。案件はいつだって納期ギリギリまで膨れる性質を持っているものと誰かが言ってました。本当にそのとおりだと思います。そんな納期ギリギリになって上記のようなとりあえず決まっておけば問題なく回避できる問題については、事前にクリアにしておきたいものです。

もし上記以外にもあればFaceboookやTwitter等でお教え下さい。共有することで、全体のミスが減るととてもいいことだなと思います。

引き続き、Webサイト上手に制作でき、お客様も、お客様のお客様も満足いただけるようなサービスが提供できるように努力してまいります。